大草原の小さな家(19) [VHS]
大草原の小さな町 (講談社 青い鳥文庫―大きな森の小さな家シリーズ)
ローラ・インガルス・ワイルダー

ローラの精神的成長が見れる
これまでの作品と違って、穏やかな日々がつづられています。
大事件といえば、トウモロコシ畑にブラック・バードが大量に
襲ってくるところでしょうか。
ローラは日々家族のお手伝いをし、勉強もして姉のメアリが
大学にいけるようにと願っています。
ここでローラは始めて町での仕事をすることになり、お給金は
メアリのためにと母にそのまま渡します。
また町も人々が集まってきて、学校や教会での催しが盛んに
なってきます。そしてローラとアルマンゾとの出会いも…
随所にローラの精神的成長も見られて、驚いたりやさしい
気持ちになったり。
ぜひ自分の子供にも読ませたい一冊です。
ローラの変化にびっくり
前作までは人混みが大嫌いで開拓農地の暮らしが大好きだったローラ。ところがこの本では、さまざまな催しものやクラスメイトとの交流の面白さに気づき、むしろ社交的ともいえるほどに成長したローラの姿が描かれます。ローラも家族だけの世界から、より広い世界へと羽ばたいているんだなぁ。
美しい大草原に出来た傷
「大草原に出来た傷」?町のことを、ローラはこう形容します。
町での楽しい暮らしについて、ローラのくっきりとした美しさで語られています。
何か問題があると、猛突進でぶつかるローラ。
ワイルダー先生にも、正面からぶつかっていきます。
大人になったとはいえ、まだ少し幼さが残る彼女に、父さん母さんは優しく彼女を諭し、導きます。
家族の愛と少女の思春期でつづられた、美しい作品です。
シルバー湖のほとりで (講談社青い鳥文庫―大草原の小さな家シリーズ (53-4))
ローラ=インガルス=ワイルダー

毎度読んで泣けます。
このシリーズはどの本もジーンと来る部分がありますが、
この本の中ではなんと言っても、ジャックとの別れでしょうか。
ローラが一つ大人になる瞬間を、どうぞ味わってください。
プラム川の土手で (講談社青い鳥文庫―大草原の小さな家シリーズ (53-3))
ローラ=インガルス=ワイルダー

自然の厳しさ
タイトル通り、川の近くに引っ越したインガルス一家の生活がかかれていま
す。
主人公ローラはいよいよ学校へ通います。時代も国もまったく違うけれど、
ちょっと裕福で、街に住んでいる意地悪な女の子がいたりして、共感できる
部分もあると思います。
また、川で遊んだり、草をひっぱったり。自然の中で遊ぶ描写は当時の自然
を思わせます。
イナゴの襲来で農業が脅かされるなど、開拓者の大変な生活が垣間見えます。
が、何が起こっても希望を失わず強く生きていくさまは今、新鮮に映ります。